まつおか眼科クリニック「院長ブログ」

2021年02月の日記

首都圏以外の緊急事態宣言解除!

1月7日〜続いた緊急事態宣言も、我々の住む首都圏1都3県を除く地域は、2月いっぱいで解除されることになりましたね。だからすっかり元通り…という訳には行きませんが、一区切りでしょうか。

その間、日本でもワクチンの承認が進み、直接コロナ患者さまの治療にあたる医療従事者から接種が行われているようです。個人的には「マスクを外さないと診療や治療が出来ない科」例えば歯科や、耳鼻科、内科などに関わる方々が、次に優先されてほしいと願っています。

外来にいらっしゃる患者さまと「もう、コロナで良い子にしてるのも飽きましたね〜」とお話をしています。「でも、ここまで頑張ったんだから、ワクチン接種が終わるまでもう少し踏ん張りましょうよ」と、お互いを励ましあっています。

診察の時に「ワクチン打つのどうしようか?」と、相談されることがあります。『よくわからないもの』『新しいもの』に不安を覚えるのは、とてもよく理解できます。なので、私自身が埼玉県医師会で行ったWEBセミナーで学んだ事をお伝えしています。

今盛んに話題に上る「ファイザー・ビオンテック社製のメッセンジャーRNAワクチン」は、分子生物学の粋を集め、科学技術の進歩で実現した、素晴らしいものです。ワクチンの中に入っているm-RNAはコロナウイルスのとげとげ部分「スパイク蛋白を作る遺伝子」で、超低温でないと、また激しい振動でもすぐに壊れてしまうような物質です。体内に投与されると、我々の細胞に取り込まれ、その細胞がコロナのスパイク蛋白を作り、これに対して体が抗体を作るという仕組みです。35〜37℃ある体温で、m-RNAは速やかに分解され、アミノ酸になります。コロナのスパイク蛋白を作った細胞も、その後は代謝されてしまいます。そして、体に残るのは『コロナのスパイク蛋白の抗体』だけです。
ご自分が妊娠中に接種を受けた、アメリカ在住の日本人医師へのインタビューは、30分の動画ですが、とても分かり易くお勧めします。
https://covnavi.jp/552/
この「こびナビ」というサイトは、「新型コロナウイルス感染症や新型コロナウイルスワクチンに関する正確な情報を皆さんにお届けするプロジェクト」として7名の医師が立ち上げたそうです。
『いったい何が真実なのか?』悩んだ時に、皆様の不安を払拭してくれる場ではないかと思い、お伝えいたします。

集団免疫が広がるまで、当院では同様の感染症対策を続けます。寒くても、暑くなっても「換気良好」です。来院の際は、マスクの装用をお願い致します。

2021.2.27[Sat]

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