まつおか眼科クリニック「院長ブログ」

2020年12月の日記

コロナ波、増大中!

師走に入り、なんだかソワソワしてきましたね。

今年、令和二年はコロナウイルスに翻弄された一年間でした。
SARSやMARSのように、対岸の火事でいられるかと思った1〜2月。
豪華客船に乗っていた人から始まった国内感染対策と治療。
マスク不足に悩んだ時期もありました。
そしてこの間に いろいろ学んで、皆さんウイルス感染症予防にも詳しくなりましたね。

一番効果が高い「不織布マスク」の外に、様々な素材の「手作りマスク」が増えて、今はマスクに不自由することもなくなりました。「公共の場ではマスク着用」というマナーも浸透しましたね。私は、認知症の方やお子さんにも『マスクはパンツと一緒、お外では外しませんよ』とお話ししています。

だいぶ前の動画ですが、これを見ると「それぞれのマスクの効果」そして「どんなマスクを使えば良いのか?」が分かります。

https://www.youtube.com/watch?v=IOgOmmG-YlY
コロナウイルス飛沫を見る装置を作って布マスクの効果を調べた結果!凄いことが分かりました!!【実験】 - YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=167aVR0PBP8
手作りマスク素材を電子顕微鏡&レーザーでコロナウイルス飛沫を可視化してみた結果!【実験】 - YouTube

この動画を見ると、スタイリッシュで呼吸も楽な「ウレタン素材(薄いスポンジ様)のマスク」単体では飛沫防止効果がほとんど無い!事が判ります。

当クリニックでは今まで、外来にお越しの際はマスク着用をお願いしてきました。しかし、様々な理由で「マスクが出来ない」「していても効果がない状態」の方も多く見られます。コロナ感染症者の増加が止まらない今、お出での皆様が安心してお過ごし頂ける様に、改めてお願いをしたいと思います。

@ 「3歳以上の方」は、障害の有無に関わらず、院内ではマスク着用を必須とさせて頂きます。0〜2歳の方は可能であれば付けて下さい。
持参を忘れた場合、窓口で大人用マスク1枚単位での販売もございます。お子様には紐や本体を縮めて対応して下さい。

A 「短時間なら可能だが、ずっとマスクは出来ない」方は、受付、検査、診察、会計時は必ず装着して頂き、その間「建物外かつ敷地内」か、「駐車場内の車内」では、マスク無しでお待ち頂けます。お呼びした時に居ない場合には、順番が繰り下がりますので、ご理解ください。

B 「鼻マスク」「顎マスク」厳禁!

マスクはしていても、「鼻が出ている」「顎に付けて、鼻も口も丸出し」「マスクの周りがほとんど浮いている」という方が散見されます。これは残念ながら『マスクをしているとは言えない状態』です。

その原因は
・鼻、頬、顎、全てを覆わないと効果がない、ということを知らない
・不織布マスクの鼻部分のワイヤー(針金)を鼻に合わせて曲げていない
・不織布マスクのプリーツ(ひだ)を開いていない
・布製のマスクで布地やゴムが伸びてしまいズレ落ちる
・(特に子供は)サイズが合っていない、ふざけてわざと出す
・鼻が出てると呼吸が楽だから
・とりあえずマスクを顔に付けていれば良いでしょ?と思っている

正しく装着していなければ、自分も周囲も守れません。マスクの付け方を再度見直してください。

C 「ウレタン素材(薄いスポンジ様)のマスク」単体での装着は「マスクをしていないのと同じ」扱いとします。理由は前出の動画をご覧下さい。
中に飛沫防止に有効なフィルターを挟んでいれば大丈夫です。

D マスクを装着していても、小声で話しましょう
かなり有効な状態でマスクをして話しても、顔から15cm位は小さな飛沫が飛び出します。大声ならばもっと飛距離は伸びます。

E 院内には給茶機があります。紙コップは、注意深く1つだけお取りください。
お飲みになる際は、口にコップを運ぶ時だけマスクを外し、一口ずつその都度マスクで口元・鼻を覆って下さい。


引き続き真冬も換気良好で参ります。コートは着たまま、お過ごし下さい。

皆様の健康を保つため、ご協力をお願い申し上げます。

2020.12.12[Sat]

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